浜松から掛川へは、JR東海道本線の普通列車で約25〜30分。駅の北側で掛川城、南側で掛川花鳥園を訪ねれば、車を使わずに歴史と鳥・花の観察を組み合わせた日帰り旅ができます。冬は城を明るい午前中に回り、午後を花鳥園中心にすると、屋外にいる時間を調整しやすくなります。
ただし、2施設は駅を挟んで反対側です。片方の見学を終えたらすぐ隣へ移れる距離感ではありません。駅周辺で昼食を取り、南北の徒歩移動に余裕を持たせる順番で、浜松に夕方戻る一日を組んでみましょう。以下は2026年10月30日に確認した情報です。
掛川城と花鳥園、時間配分はどう決める?
| 立ち寄り先 | 滞在の目安と選び方 |
|---|---|
| 掛川城・御殿 | 移動を除き60〜90分を計画。建築や歴史をじっくり見る人は延長 |
| 掛川花鳥園 | 2〜3時間を計画。見たいイベント時刻から逆算 |
| 駅周辺の昼食 | 移動と待ち時間を含め60分以上 |
| 旅全体 | 浜松駅発着で約7〜8時間。片方に絞れば半日も検討可能 |
この時間は施設が保証する見学所要時間ではなく、初めて訪れる人向けの計画枠です。天守の階段が負担になる人、鳥とのふれあいを長く楽しみたい人など、同行者の希望で配分を変えてください。すべてのショーと城の周辺施設を見ようとすると、昼食や休憩が後回しになりやすくなります。
浜松から掛川へは普通列車が組みやすい
浜松駅から掛川駅までは、東海道本線の静岡方面の列車を利用します。乗換案内の普通列車の例では所要26分、大人片道510円です。駅で乗る列車の停車駅と行き先を確かめ、往復1,020円を交通費の基本にします。
この区間には新幹線もありますが、乗車券に特急料金が加わります。日帰りで使える時間が限られる場合を除き、まず普通列車で行程を作ると予算を把握しやすくなります。運賃・時刻の参考は駅探の浜松→掛川の区間案内、当日の運行確認はJR東海の鉄道案内を利用してください。
北口と南口を間違えない
掛川城は駅北側、花鳥園は南側です。花鳥園の公式案内では、掛川駅南口から約800m。信号や同行者の歩く速さを考え、15〜20分程度の枠を取ります。城から花鳥園へ移るときは、駅を経由する移動と昼食をひとまとまりにすると、途中で何度も引き返さずに済みます。
大きな荷物を持つ場合は、駅のロッカー等の空きと利用条件を現地で確認してください。花鳥園にも有料ロッカーがありますが、城を先に回る行程では最初からそこへ預けられるわけではありません。荷物を減らして歩ける状態にすることが、南北の移動を楽にします。
午前は掛川城の天守と御殿を訪ねる
掛川城では、天守と御殿を同じ入場券で見学できます。城を外から眺めるだけの日と、内部まで入る日では必要な時間が違います。入口までの徒歩、券の購入、建物内の移動を含め、朝のうちにまとまった時間を置きましょう。
| 項目 | 確認した内容 |
|---|---|
| 天守閣・御殿の料金 | 高校生以上410円、小中学生150円 |
| 開館 | 9〜17時、入館は16時30分まで |
| 通常の休館 | 公式案内は年中無休。臨時のお知らせは別途確認 |
| トイレ | 御殿敷地内の屋外。入場前後に場所を把握 |
天守へ登ることを全員の必須条件にせず、階段の状態や体力に合わせて見学範囲を選びます。足元がぬれた日には、写真を撮りながら移動せず、立ち止まれる場所で景観を楽しんでください。歴史の説明をゆっくり読む人は、次の施設の予約時刻を近くに設定しない方が落ち着いて見られます。
茶室や周辺施設は追加するなら一つ
二の丸茶室は菓子付きの呈茶が大人510円と案内されています。ただし、茶室や周辺施設の利用時間は、天守の開館時間と同じとは限りません。今回は城と花鳥園の2か所を基本とし、呈茶を加えるなら午前の散策か午後の自由時間と入れ替える考え方にします。
茶室、美術館、竹の丸を一律に「城の料金に含まれる」と考えず、希望する施設ごとに券と受付時間を見ます。城周辺を深く知りたい日は、花鳥園を別の日に分ける選択肢もあります。半日ずつ急いで回るより、自分が見たいものに合わせて一日を使えます。

午後は花鳥園で、見たいイベントを先に決める
掛川花鳥園は、鳥の姿や動きを間近で見たり、花のある空間を歩いたりできる施設です。屋内で過ごせる場所がある一方、屋外の展示やイベントもあるため、「雨でも全て同じ体験ができる」と考えず、その日のプログラムを入口で確かめます。
2026年10月30日に確認した公式入園料は、大人・中学生以上2,000円、小学生1,000円、幼児無料。65歳以上は1,700円で、年齢が分かる証明が必要です。一般料金と15人以上の団体料金は異なるので、検索結果に残っている安い価格を個人料金として使わないようにしてください。
公式カレンダーで確認した通常の開園時間は9〜16時30分、最終入園16時です。2026年11月の休園日は12日・19日・26日。22日・23日は8時30分からの特別開園日と表示されています。12月の休園日は10日・17日、30日・31日は8時30分からの特別開園日です。別の月に訪れる場合も、花鳥園公式の営業日カレンダーで訪問日を選んでください。
イベントのために走って移動しない
公式トップではバードショーを10時30分・13時・15時と案内しています。午後に入園するなら、13時の回に余裕を持って到着するか、15時の回を中心に見るかを決めると、園内を急いで横断せずに済みます。実施場所や内容は当日の掲示を優先してください。
11月4〜6日はエミュー牧場が作業のため閉鎖され、5・6日の10時30分の屋外ショーは屋内開催という個別の告知も出ています。施設が営業していることと、見たい展示が利用できることは別です。鳥の状態や作業による変更も含め、目的の体験がある人は公式のお知らせまで確認してから日を選びましょう。
鳥を驚かせるフラッシュや音は避け、触れ合いはスタッフの案内に従います。個人の記念写真と、収益化したSNSなどに掲載するための撮影では施設のルールが異なります。商業・収益目的の撮影は事前申請が必要とされているため、撮影できた写真を自由に商用利用できるわけではありません。
浜松9時発、17時前後帰着のモデルコース
列車の発車時刻そのものを指定した表ではなく、乗車約30分に待ち時間・徒歩・休憩を加えた行程例です。旅行日の列車を選び、施設の営業日を合わせて確定してください。
| 時間帯 | 行動 |
|---|---|
| 9:00〜9:45 | 浜松駅で乗車準備、普通列車で掛川へ |
| 9:45〜10:05 | 北口から城へ徒歩・入場 |
| 10:05〜11:30 | 天守・御殿の見学 |
| 11:30〜12:30 | 駅方面へ戻り、昼食 |
| 12:30〜12:55 | 南口から花鳥園へ徒歩、受付 |
| 12:55〜15:30 | 花鳥園。イベントと休憩を組み合わせる |
| 15:30〜16:00 | 買い物・トイレ・駅へ移動 |
| 16:00〜17:00 | 待ち時間を含め浜松へ戻る |
全体で8時間の計画です。城が混んで昼食が遅れたら、13時のイベントに間に合わせようと走るのではなく、午後の予定を組み替えます。15時の回を待つなら、それまでに飲食や休憩を済ませ、終了後は余裕を持って駅へ向かえます。
大人1人の予算は約4,900〜6,000円が計画例
| 費目 | 1人分 |
|---|---|
| 普通列車往復 | 510円×2=1,020円 |
| 掛川城・御殿 | 410円 |
| 掛川花鳥園 | 2,000円 |
| 昼食・飲み物 | 仮に1,500〜2,500円 |
| 合計 | 4,930〜5,930円 |
飲食は予算上の仮定です。鳥へのごはん、追加体験、呈茶、土産、有料ロッカーは別に見込みます。子ども連れでは鉄道と施設の年齢区分が同じとは限らないため、大人の合計を単純に半分にするのではなく、項目ごとに計算してください。
冬と雨の日は、南北の徒歩を短くする
城と花鳥園を歩いて結ぶ日は、屋外移動が少なくとも複数回あります。防寒着は脱ぎ着しやすいものにし、荷物が増える買い物は帰りに回すと歩きやすくなります。雨が強い日は城の見学範囲を減らすか、花鳥園を主目的に変更しましょう。
歩行が難しい場合、花鳥園は掛川駅北口2番のりばから市街地循環線南回りで約10分という案内もあります。ただし徒歩の代わりにバスを使うときは、運行日と待ち時間も含めて比較します。乗車時間だけが短くても、次の便まで長く待つなら、全体の所要時間は短くならないことがあります。
車では花鳥園に無料駐車場がありますが、城の来訪用駐車場として使うことはできません。それぞれの施設の案内に従って駐車し、城側の駐車料金、高速料金、燃料を追加計算してください。この原稿のモデルは徒歩と鉄道で完結する内容です。
よくある質問
掛川城と花鳥園を半日で回れますか?
見学を短くすれば可能性はありますが、昼食やショーも楽しむなら一日を確保する方が組みやすくなります。半日なら、歴史か鳥・花のどちらを主目的にするか決めてください。
花鳥園だけなら駅から歩けますか?
公式案内は南口から約800mです。信号と受付を含め15〜20分程度の余裕を持たせます。荷物や歩行の状態に応じてバス・タクシーも比較してください。
帰りは最終列車まで遊べますか?
施設の閉館は夕方で、夜の延長を前提にしたプランではありません。旅行日の最終列車はJR東海で確認が必要です。本行程は16時台に掛川駅へ戻る予定とし、最終便を目標にしません。
駅を中心に、北の城と南の花鳥園をつなぐ
浜松から掛川へは、短い鉄道移動で一日を使えるのが魅力です。北口の城、駅周辺の昼食、南口の花鳥園という順番を決め、午後のイベントから逆算すると、二つの異なる楽しみを無理なく組み合わせられます。
季節の景色を主役に別の日帰り先を選ぶなら、東海の紅葉ライトアップ情報も比較できます。掛川の昼間の旅に夜の遠出を無理に足すのではなく、別日の候補として検討してください。




