石垣島で初めて観光するなら、川平湾・米原方面、玉取崎・平久保崎の北部、市街地を分けて行き先を選ぶと、移動の負担を抑えられます。海の色を眺めたい人には川平湾、岬から広い景色を見たい人には北部、車なしで文化や買い物を楽しみたい人には市街地が候補です。
この15選は、石垣島内の名所を比較するガイドです。竹富島や西表島は別の島で、船に乗る時間が必要です。また、川平湾は景色やグラスボートを楽しむ場所であり、海水浴場として選ばないでください。
情報確認日:2026年11月6日。滞在時間は移動・食事を含まない編集部の計画目安です。料金は一般の個人利用を中心に記載し、体験料や駐車料金は別に考えます。
石垣島の名所15か所をエリア・移動方法で比較
| エリア・名所 | 主な楽しみ方 | 滞在の目安 | 車なしの場合 |
|---|---|---|---|
| 1.川平湾 | 展望・浜の散策・グラスボート | 45〜90分 | 川平公園前へ路線バス |
| 2.底地ビーチ | 湾に面した砂浜 | 散策30〜60分 | 川平地区からの送迎・タクシー等も検討 |
| 3.石垣やいま村 | 古民家・民謡・自然 | 60〜120分 | 最寄り停留所あり。帰りの便を先に確認 |
| 4.名蔵アンパル | 干潟・マングローブの景観 | 陸から20〜30分 | 観察地点までの移動を個別に手配 |
| 5.御神崎 | 断崖と灯台周辺の眺め | 20〜40分 | 往復のタクシー・観光ツアーを検討 |
| 6.米原のヤエヤマヤシ群落 | ヤシ林の散策 | 30〜45分 | 米原方面のバスと徒歩区間を確認 |
| 7.吹通川のマングローブ | 川辺の森林・ガイド体験 | 景観鑑賞20〜30分 | 送迎付き体験等を比較 |
| 8.玉取崎展望台 | 東海岸の眺め | 20〜40分 | バス停と展望台の間の徒歩に注意 |
| 9.平久保崎 | 島北端の岬 | 20〜40分 | 路線バスだけで岬直前まで行けるとは考えない |
| 10.バンナ公園 | 展望台・森・遊具 | 1区域60〜90分 | 入口と帰りの迎車場所を決める |
| 11.石垣島鍾乳洞 | 鍾乳石と洞内散策 | 45〜60分 | 市街地からタクシー等 |
| 12.宮良殿内 | 八重山の歴史建築・庭園 | 20〜40分 | 市街地の徒歩観光に組み込む |
| 13.桃林寺 | 寺院参拝 | 20〜30分 | 離島ターミナルから徒歩約10分 |
| 14.ユーグレナモール | 土産・市場・飲食 | 45〜90分 | 市街地を徒歩で移動 |
| 15.730記念碑 | 交通の歴史を知る | 10〜15分 | 離島ターミナルから徒歩約3分 |
海で泳ぐ時間や、カヤックなどの体験時間は表に含めていません。浜や岬を眺めるだけの日と、海に入る日を分けると、着替え・シャワー・休憩の時間も確保できます。
川平・名蔵・西海岸で選ぶ5か所
1.川平湾|泳ぐ海ではなく、色と景観を楽しむ湾
石垣市川平の川平湾は、小島が浮かぶ湾と砂浜を高い位置から見渡せる名所です。展望場所で全体を眺めてから浜へ下りると、同じ湾でも見え方が変わります。海の色は日差しや潮位、風で変化するため、写真と同じ色になる時刻を保証することはできません。
潮の流れが速く、船も航行するため、海水浴を目的に訪れる場所ではありません。海中を見たい場合は、営業中のグラスボートの料金・運航状況を乗り場で確認します。散策だけなら45分、乗船や待ち時間を含めるなら90分程度を計画の目安に。車なしでは東運輸の川平公園前を利用できます。駐車場は利用する施設の条件を確認してください。石垣市観光交流協会の名所案内
2.底地ビーチ|川平湾とは違う、浜で過ごす選択肢
川平地区の底地ビーチは、湾に沿った砂浜で海辺の時間を取りたい人の候補です。川平湾の展望だけでは物足りない場合に、浜を歩く予定を組み合わせられます。ただし「川平湾の近くにあるから、同じ場所を歩いて回れる」と考えず、宿や駐車場所からの距離も確認してください。
観光案内にはトイレ・シャワーや遊泳期の安全設備が紹介されていますが、監視・ネット・設備の利用期間は出発前に確認が必要です。11月の旅行でも夏と同じ体制とは限りません。泳ぐ予定なら当日の遊泳可否と区画を確認し、風が強い日は砂浜の散策へ切り替えます。散策は30〜60分、遊泳日は着替えと休憩を含めて別枠にしましょう。石垣市観光交流協会
3.石垣やいま村|古民家の暮らしと民謡に触れる
名蔵湾を望む石垣やいま村では、古民家や村内の自然を巡り、開催時間が合えば民謡ショーも見られます。海の展望台を次々に回る日と異なり、建物や暮らしの文化を見たい人向けです。屋外移動が多いため、雨の日にすべて屋内で過ごせる施設ではありません。
一般入村料は中学生以上1,200円、3歳〜小学生600円。9時〜17時30分、最終受付17時です。見学だけなら公式目安は約1時間、体験を選ぶなら追加時間を確保します。路線バスは「石垣やいま村入口」「元名蔵」が候補で、帰りの便を先に確認。現在リスザルへの餌やり体験は休止中です。利用案内・公式FAQ
4.名蔵アンパル|干潟を観察し、むやみに立ち入らない
名蔵湾に面した名蔵アンパルは、干潟とマングローブが広がる湿地です。ラムサール条約登録湿地でもあり、川平の砂浜とは違う、陸と海の境目の景観を見られます。潮位によって見える地面や水面が変わるので、海の色だけを目当てにするより、地形や植物の違いを観察したい人に向きます。
陸側の安全な観察地点で20〜30分程度を取り、写真のためにぬかるみや水路へ入らない計画にしてください。路肩への無理な停車も避けます。水上体験を希望する場合は、集合場所・送迎・年齢条件を明示する事業者へ申し込み、潮位に合わせた案内を受けます。石垣やいま村と組み合わせるなら、体験終了後の着替えも見込むと動きやすくなります。公式観光案内
5.御神崎|西側の断崖を見る短い立ち寄り
崎枝半島の御神崎は、灯台周辺から岩場と海を見下ろす岬です。砂浜に下りて過ごす場所よりも、高い位置から海岸線の形を眺めたい人に向きます。夕方の立ち寄りを選ぶ場合は、日没後の駐車場への戻りと、街灯の少ない道を走る時間まで計画してください。
展望に20〜40分を取り、強風や荒天時は岬の先へ進まない判断を。柵や通路の外へ出て撮影したり、子どもを岩場で先行させたりしないでください。路線バスで岬のすぐそばまで行ける前提にはせず、車なしなら往復のタクシーや立ち寄りが明示されたツアーを検討します。川平方面と同じ西側でも、寄り道の往復分は別に必要です。沖縄フィルムオフィスの場所案内
米原・東海岸・北部の自然を訪ねる4か所
6.米原のヤエヤマヤシ群落|海岸とは別に歩く森
米原では、ビーチだけでなくヤエヤマヤシ群落の散策路も候補になります。高く伸びるヤシを見上げる森歩きで、開けた海岸とは景色が変わります。散策は30〜45分程度を見込み、足元が滑りにくい靴を選んでください。階段が多いため、ベビーカーで一続きに回れる場所として組まない方がよいでしょう。
石垣市の2026年9月1日更新案内では、暴風警報時に入口ゲートを閉鎖し、警報がなくても強風・大雨や現地状況で閉鎖する場合があるとしています。解除は安全確認後です。過去の工事日程だけで現在の開放状況を判断せず、現地のゲートと市の案内に従ってください。米原方面のバス利用では、降車場所から入口までの徒歩と復路を確認します。石垣市の散策路案内
7.吹通川のマングローブ|見るだけと水上体験を分ける
島北部へ向かう途中、吹通川では川沿いに育つマングローブを見られます。根の張り方や水面との関係が、砂浜の植物とは異なる見どころです。陸から景観を見る短い立ち寄りと、カヤックなどで川へ入る体験は、必要な時間も準備も違います。
橋付近を訪ねる場合も、道路上に立ち止まらず、通行や駐車の案内に従います。水際へ自由に下りられる前提で予定を組まず、子ども連れなら足場を確認できる範囲にとどめてください。水上体験を選ぶときは、潮位に応じた開始時刻、雨や増水時の中止条件、参加年齢、送迎を予約時に確認します。北部ドライブの途中で「空き時間に参加する」より、体験を先に予約して前後を決める方が現実的です。石垣市の文化財・自然資料
8.玉取崎展望台|空港から北へ向かうときの景色の入口
石垣島東部の玉取崎展望台は、海岸線と緑の丘を眺める立ち寄り先です。八重山の観光案内では石垣空港から車で約20分、離島ターミナルから約40分。空港と市街地だけを往復する旅では見逃しやすい、北部方面の景観を見られます。
駐車してから展望場所へ歩く時間を含め、20〜40分程度を確保します。飛行機到着日に行くなら、車を借りる手続きと昼食を済ませられる時刻を見て判断してください。バス利用では時刻表の「玉取」周辺停留所と展望台そのものを同一視せず、徒歩区間を確認します。平久保崎まで続けるか、ここで市街地へ戻るかを分ける地点にもなります。八重山ビジターズビューローの案内
9.平久保崎|北端まで足を延ばす日に選ぶ
平久保崎は石垣島北端の岬で、灯台と広い海の景観を楽しめます。市街地からは車で約80分とされるため、近場の展望台と同じ感覚で追加すると移動が長くなります。北部を中心に回る日の主目的にして、戻る時刻を先に決める組み方が向いています。
岬での見学は20〜40分程度でも、往復移動はそれより長くなります。運転に慣れない人や小さな子どもがいる場合は、玉取崎までに範囲を絞る選択もできます。平久保方面の路線バスがあることと、灯台まで歩きやすく往復できることは別です。車なしでは停留所からの距離、復路便、迎車の可否を確認し、岬までの移動を事前に確保してください。石垣市観光交流協会の名所案内
市街地とその周辺で選ぶ6か所
10.バンナ公園|展望台と遊具広場では入口が違う
バンナ公園は山の地形を生かした広い公園で、展望、森林散策、遊具など、区域ごとに目的が変わります。公式アクセスでは、展望台を目指すBゾーンは南口、子ども向け広場のEゾーンは西口からの経路が案内されています。「バンナ公園へ行く」だけでなく、訪ねる区域まで決めて移動しましょう。
公園の入園と駐車は無料で、一部施設は別料金です。空港からは北口約15分、南口約25分という違いもあります。2026年11月3日のお知らせではD・Eゾーンが再開した一方、Dゾーンの一部遊歩道は倒木・落枝により閉鎖が継続しています。1区域60〜90分を目安に、閉鎖場所を避けて回ってください。公式アクセス・11月3日の再開・規制情報
11.石垣島鍾乳洞|雨の日にも候補になる洞内見学
石垣市石垣1666の石垣島鍾乳洞は、鍾乳石の形や洞内の景観を見学する施設です。公式案内では市街地から車で約8分、空港から約30分。島北部を大きく回る時間がない日にも、市街地近くの観光として組み込みやすい場所です。
一般料金は大人1,200円、4歳〜中学生600円。9時〜18時30分、最終入洞18時です。見学と受付に45〜60分ほど確保し、滑りにくい靴で出かけます。雨を避けられる洞内でも、入口までの移動や階段は残るため、荒天時に無条件で訪ねられる施設とは考えないでください。近隣の別の鍾乳洞施設や、沖縄本島の玉泉洞と取り違えないよう、名称と住所を配車・ナビで照合しましょう。石垣島鍾乳洞公式
12.宮良殿内|市街地で歴史建築と庭園を見る
宮良殿内は、19世紀前半の八重山の歴史を伝える建物と庭園です。海辺の景観とは異なり、屋敷の構成や石垣、庭を見ながら地域の歴史に触れられます。ユーグレナモール周辺の散策と組み合わせ、20〜40分程度の見学時間を取ると、買い物だけではない市街地観光になります。
石垣市は屋根修理後、2026年10月7日9時からの公開再開を案内しています。観光案内上の通常時間は9時〜17時、火曜と年末年始が休みです。大人料金は200円の案内がありますが、学生区分は資料間で異なるため、対象年齢と料金を窓口へ確認してください。専用駐車場がない案内のため、徒歩中心で組み、公開範囲や撮影案内に従って見学します。石垣市の再開案内
13.桃林寺|旅の途中で静かに参拝する
石垣市石垣285の桃林寺は、1614年創建の寺院です。公式案内では石垣港離島ターミナルから徒歩約10分、空港から車で約30分。市街地のホテルに泊まり、午前中に徒歩で回りたい人にも候補になります。参拝時間は9時〜18時で、境内を歩くだけなら20〜30分程度を見込みます。
ここは観光専用施設ではなく寺院です。参拝を先に行い、大声での会話や通路を塞ぐ撮影を避けます。御朱印は法務などで待つ場合があり、公式サイトでは電話予約や郵送対応を行わないと案内しています。御朱印を希望するときも、帰りの船や飛行機の直前に時間を詰めず、受付の案内に合わせてください。南海山桃林寺公式
14.ユーグレナモール|買い物と休憩をまとめる市街地拠点
ユーグレナモールは中央通りと銀座通りのアーケードを中心とした商店街で、公設市場周辺も含めて土産や食事を探せます。自然景勝地を訪ねる前後に、市街地で買い物をまとめたいときに便利です。商品を比較したいなら45〜90分、食事を取るなら店の待ち時間を別に確保してください。
商店街全体に一つの営業時間があるわけではありません。目当ての飲食店や工芸品店がある場合は、その店の営業日を確認します。屋根のある通りでもホテルや駐車場からの移動は屋外なので、雨具は必要です。荷物が増えた状態で宮良殿内や桃林寺へ歩くより、歴史散策の後に買い物を置くと、途中で荷物を持ち歩く負担を減らせます。商店街公式
15.730記念碑|短い立ち寄りで沖縄の交通史を知る
730記念碑は、1978年7月30日に沖縄の車の通行が右側から左側へ変わった出来事を伝える記念碑です。本土復帰の1972年と同じ年の出来事ではありません。現在の道路を見ながら、この二つの時期を区別して知る入口になります。
石垣港離島ターミナルから徒歩約3分と案内される市街地の場所で、10〜15分ほどの短い立ち寄りに向きます。専用駐車場はないため、車を止めて急いで撮影するより、港や商店街への徒歩移動の途中に組み込むと自然です。交差点周辺では信号と歩道の通行を優先し、車道へ出て撮影しないでください。説明を読んでから街を歩けば、買い物中心の散策にも歴史の視点を加えられます。八重山ビジターズビューロー
車なしで回るなら、市街地か川平方面に範囲を絞る
公共交通を使うなら、まず泊まるホテルとバスターミナルの位置を確認します。川平湾は路線バスの目的地として選べますが、岬や公園の展望台まで同じように移動できるわけではありません。
- 市街地中心:桃林寺・宮良殿内・ユーグレナモール・730記念碑を徒歩で組み合わせる。
- 川平湾中心:東運輸の川平公園前までの往復時刻を決め、余裕がある場合だけ途中の施設を追加する。
- 北部や御神崎:レンタカー、貸切タクシー、訪問先が明示された観光ツアーを比較する。
空港から川平方面へは、系統11の米原キャンプ場線、または市街地のバスターミナルでの乗換が案内されています。空港に着いてからすぐ便があるとは限らないため、航空便の到着時刻に加え、手荷物受取後に乗れる便と帰りの便を照合してください。空港の交通案内・東運輸の現行路線・時刻表
石垣を拠点に別の島へ行くなら、石垣島発の離島比較で、船賃・帰り便・島内交通から訪問先を選べます。
料金と一日の組み方
| 施設 | 確認した一般料金 | 別に確認すること |
|---|---|---|
| 石垣やいま村 | 中学生以上1,200円・3歳〜小学生600円 | 選ぶ体験の料金、当日の開催 |
| 石垣島鍾乳洞 | 大人1,200円・4歳〜中学生600円 | 入洞締切、移動費 |
| 宮良殿内 | 大人200円の案内あり | 学生料金・休業日・現在の公開範囲 |
| バンナ公園 | 入園・駐車無料 | 有料施設、区域ごとの通行規制 |
初めての一日観光では、川平湾と西側の施設を組み合わせる日、玉取崎から北部へ向かう日を分けると、それぞれの場所で歩く時間が残ります。半日だけなら市街地と近郊施設に絞り、平久保崎までの往復を追加しない組み方もできます。
海辺や湿地の見学を無料の入場施設と同じ感覚で扱わず、駐車場・体験・移動費を分けて予算化しましょう。川平湾の乗船、マングローブの体験、食事は上の施設料金に含まれません。
名所を3日間に配分するなら、石垣島2泊3日のモデルコースへ。離島へ渡る日を入れる場合は、竹富島の集落散策と西表島の自然観光で、船と島内移動の違いも比べられます。
よくある質問
川平湾と底地ビーチは、どちらも泳げますか?
川平湾は遊泳する場所として選びません。底地ビーチで泳ぐ場合も、遊泳期間・当日の海況・監視や安全設備の運用を現地で確認し、指定された範囲に従ってください。
15か所を一日で全部回れますか?
この一覧は行き先を選ぶためのものです。岬への往復と施設見学をすべて詰め込まず、西側・北部・市街地のうち主に回る範囲を決めてください。海の体験を予約した日は、その前後の移動と着替えを優先します。
雨の日はどこを選べばよいですか?
石垣島鍾乳洞や市街地の買い物が候補です。ただし、強風・大雨時は施設の営業や道路状況を確認してください。石垣やいま村は屋外展示も多く、バンナ公園やヤシ群落は通行規制が生じるため、完全な屋内施設の代わりにはなりません。
沖縄全体の行き先も比較したいとき
本島や宮古島との違いから旅行先を選ぶ場合は、沖縄観光30選のエリア比較へ。冬に海辺や船の予定を組む前には、冬の沖縄の気候・服装も参考になります。名所の数を増やすより、見たい景色に合わせて移動範囲を絞ると、一か所ずつ歩く余裕を作れます。
主な出典:本文中の施設・自治体・交通事業者の公式リンク。確認日:2026年11月6日。運休・臨時閉鎖・料金改定は各公式案内を優先してください。




