久米島の観光名所10選|ハテの浜・絶景・歴史と1泊2日の回り方

久米島を初めて訪れるなら、ハテの浜に行く半日と、島内の海岸・城跡・文化施設を巡る時間を分けると計画を立てやすくなります。白い砂州だけでなく、畳石の地形、海を望むグスク、久米島紬の手仕事も、この島を訪れる理由になります。

1泊2日では10か所を制覇するより、船のツアーを一つ、陸の観光を3〜4か所程度から選びましょう。ハテの浜の催行と島への往復交通は別々の予約です。冬は帰りの交通と荒天時の代替を先に決めてください。

久米島の観光名所10選・目的別早見表

名所見たいもの計画する時間・条件
1 ハテの浜沖合の白い砂州予約ツアーの所要時間に従う
2 イーフビーチ長い砂浜の散策散策30〜60分
3 奥武島の畳石多角形の岩の並び20〜40分、潮位・波を確認
4 比屋定バンタ高台からの海の眺め15〜30分
5 宇江城城跡山の上のグスク30〜60分、足元と風に注意
6 具志川城跡海沿いの石垣と歴史20〜40分
7 ミーフガー穴の開いた海岸の岩20〜30分、岩場へ無理に進まない
8 ユイマール館久米島紬・織りの文化見学45〜60分、体験は別枠
9 久米島博物館島の自然・歴史・暮らし60〜90分
10 シンリ浜空港近くの海岸と夕景20〜40分

表の見学時間は、交通・食事・休憩を含まない編集部の計画目安です。実測値や施設が保証する滞在時間ではありません。海へ入る場合や体験に参加する場合は、着替え・受付も加えます。那覇からのアクセス、1泊2日の組み方へ進めます。

海と地形を楽しむ3か所

1.ハテの浜|船で渡る、海に囲まれた砂州

久米島の東側の沖合に延びる砂州で、白い砂と浅瀬の青、その先の深い海の色の違いを眺められます。「ハテの浜」は複数の砂州をまとめた呼び名でもあり、久米島から道路を通って行く海岸ではありません。観光協会は全長約7kmの砂州として紹介しています。

訪問には船のツアーを予約し、集合港、送迎、上陸する場所、滞在時間を確認します。上陸のみとシュノーケリング付きでは、料金・対象年齢・必要な装備が異なります。日陰や設備が街中と同じようにあると思わず、トイレの利用方法、飲み物、日差し対策を事業者へ確認してください。冬は「泳がず景色を見る」参加が可能かも聞き、風や波による中止条件まで把握します。久米島町観光協会・ハテの浜

2.イーフビーチ|宿泊地から海へ歩く時間を作る

島の東側に広がる長い砂浜で、久米島町は約2kmの白砂のビーチとして案内しています。周辺の宿を拠点にすれば、到着日の散策や朝の海を眺める時間を、ツアーとは別に作れます。ハテの浜のように渡船を予約せず、島内で海辺の景色を楽しみたい人の候補です。

散策と海水浴は分けて計画してください。浜が広く見えても、その日の風・潮・遊泳範囲を確認してから海へ入ります。子連れなら着替えや休憩をどこで取るか、宿や利用施設と合わせて決めると移動が増えません。食事や買い物の営業時刻は店ごとに異なるため、夜遅い到着日には宿の食事を予約する方法もあります。海沿いの散策だけなら30〜60分ほどの枠から組み、長い浜を端から端まで歩くことを前提にしない方が柔軟です。観光協会・イーフビーチ

3.奥武島の畳石|干潮前後に見え方が変わる岩の海岸

久米島と橋でつながる奥武島には、多角形の石が敷かれたように見える畳石があります。自然が作った岩の並びを観察する場所で、人工の石畳ではありません。町は国指定天然記念物として紹介しており、海岸の景観と地形の成り立ちを一緒に楽しめます。

見える範囲は潮位や波によって変わるため、到着時刻だけでなく潮の状況を調べて訪問順を決めましょう。濡れた岩は滑るので、歩きやすい靴で見学し、波を避けるために岩の先へ進まないでください。町の案内には駐車場とトイレがあり、町営バスの路線図にも奥武島(畳石)が載っています。バス利用では往路と復路を両方調べ、隣接施設の営業と海岸の見学条件を混同しないようにします。久米島町・奥武島畳石などのビーチ情報

眺めと歴史をたどる4か所

4.比屋定バンタ|高台からハテの浜を眺める

比屋定バンタは海を見下ろす高台に整備された展望地です。「バンタ」は崖を意味し、沖に延びるハテの浜や周囲の島々を望める場所として観光協会が紹介しています。砂州へ渡る旅と、島側から砂州の位置を眺める旅では見える景色が異なります。

島内ドライブの途中に15〜30分程度を取って立ち寄る組み方ができます。遠景の見え方は天候によるため、曇天時にすべての島が見えるとは考えないでください。町営バス路線図には比屋定バンタの停留所がありますが、停車場所があることと観光後すぐ次のバスに乗れることは別です。車なしの場合は復路の便を先に確認します。宇江城城跡と組むなら、展望台だけの日と山の史跡も歩く日で、必要な時間と体力を分けて考えましょう。比屋定バンタの公式案内

5.宇江城城跡|島を見渡す山上の史跡

宇江城城跡は山の上に築かれた国指定史跡です。海辺の名所とは違い、石垣と島を見渡す眺めを通して、かつてこの場所が持っていた役割を考えられます。海岸で過ごす時間に歴史の見学を加えたい人に向いています。

見学では城壁へ登らず、ロープや手すりの内側を歩きます。町の文化財利用案内は、崩落の危険や遺物の持ち帰り禁止も明記しています。雨の後や強風時には展望を優先せず、見学を短縮してください。バスの「宇江城」という停留所名だけで城跡入口へ到着できると判断せず、最後の区間の移動方法を確認します。山上までの交通と見学を別々に見積もり、日没前に下り終える行程にしましょう。町の宇江城城跡解説(PDF)

6.具志川城跡|海沿いの城壁をたどる

久米島の具志川城跡は、海岸に面した国指定史跡です。山上の宇江城城跡とは立地が異なり、海と城壁の関係を見ながら島の歴史に触れられます。同じ名前の城跡は沖縄本島の糸満市にもあるため、地図を開くときは久米島町の目的地になっているか確認してください。

自由見学の案内がありますが、どこでも歩けるという意味ではありません。町は城壁への登上禁止、断崖へ近づかないこと、ロープ・手すりの内側を歩くことを示しています。石垣の上に立って写真を撮る行動は避け、歩ける範囲から景観を楽しみます。20〜40分を見学枠にし、ミーフガー周辺と合わせる場合も、移動と駐車の時間を別に足してください。歴史の詳しい解説を聞きたい場合は認定ガイドの利用を相談できます。久米島町・文化財の利用条件(PDF)

7.ミーフガー|海岸の岩を離れて眺める

ミーフガーは、海岸に立つ穴の開いた大きな岩で知られる景勝地です。沖縄県立博物館・美術館の岩石鉱物図鑑でも、久米島の露頭として紹介されています。砂浜とは違う岩の形と海の組み合わせが見どころです。

近くまで寄ることより、足元が安定した場所から全体を眺める観光にしましょう。岩場や波打ち際で写真のために無理をせず、子ども連れでは足場の悪い場所へ進まないことを優先します。海が荒れている日や強い風の日は、屋内の博物館へ変更できます。島内移動は車・タクシー等を含めて確保し、最寄りの公共交通から歩けると決めつけないでください。伝承を紹介する場合も、願いがかなうなどの効果を保証する場所として扱わず、地域の文化に敬意を払って訪れます。沖縄県立博物館・美術館のミーフガー情報

文化施設と空港近くの海岸3か所

8.久米島紬の里ユイマール館|展示と織りの現場を見る

久米島紬事業協同組合が運営する施設で、紬の歴史や工程の展示、商品販売、織り染め体験があります。布ができるまでの手仕事に関心がある人や、雨の日にも島らしい時間を過ごしたい人の候補です。体験で作る物と、館内の展示見学は別に選べます。

公式案内は9〜17時、最終受付16時30分。入館は大人200円、小中学生100円で、資料館・体験・ショップは水曜休みです。織り場の見学は9〜11時45分、13時30分〜16時30分と時間が分かれています。昼休みをまたいで訪れるなら、展示や買い物との順番を調整してください。体験には別の受付時間と料金があるので、当日の空きに頼らず希望内容を問い合わせます。年末年始・旧暦行事による休館も公式案内で確認できます。ユイマール館の施設・料金案内

9.久米島博物館|観光した場所の背景を知る

久米島博物館では、島の自然、歴史、民俗、生活文化を展示しています。城跡や海岸を見た後に入ると、風景と人の暮らしを結び付けて考えられます。雨が降ったときの代わりとしてだけでなく、島について知る時間を一つ設けたい人にも合います。

おきなわ物語の2025年12月17日更新情報では、9〜17時・入館16時30分まで、一般200円、高校・大学生150円、小中学生100円。月曜、祝日(子どもの日・文化の日を除く)、慰霊の日などが休館です。兼城港から車約5分、空港から約20分と案内され、無料駐車場もあります。展示室の撮影には許可が必要です。古い年の年末年始日程もページに残っているため、2026〜2027年の特別開館・休館は施設に確認してください。久米島博物館の公式観光情報

10.シンリ浜|到着日や夕方の短い海岸散策

シンリ浜は久米島空港に近い海岸で、町の案内では空港から車約3分です。夕景や飛行機の離着陸を眺める場所として紹介されていますが、観光する時刻に必ず夕日と飛行機を同時に見られるわけではありません。到着後の最初の海、または一日の最後の散策として選べます。

町は駐車場、トイレ、シャワー、売店を案内しています。各設備の利用時間や営業状況は現地で確認し、夕方は帰りの移動方法を確保してから過ごしましょう。出発前に立ち寄るなら、空港が近くても返車・給油・手荷物預けの時間を削らないこと。海へ入ると着替えが必要になるため、最終日は眺めるだけにする方法があります。冬の短い日照時間に合わせ、夕景待ちを予定の必須条件にしない方が行程を調整しやすくなります。久米島町・シンリ浜の設備情報

那覇からの行き方|飛行機と船は出発場所も違う

交通出発・到着選ぶときの確認
航空便那覇空港〜久米島空港観光協会の目安は約30分。運賃・便は利用日で確認
久米商船フェリー泊港〜兼城港寄港・曜日で行程が変わる。最新運賃と冬ダイヤを照会
久米島オーシャンジェット那覇ふ頭〜兼城港泊港とは別。11月までと12月以降で所要・帰り時刻が異なる

オーシャンジェットの公式掲載では、10月19日〜11月30日は那覇8時→久米島9時32分、久米島16時→那覇17時32分。12月1日〜3月31日は那覇8時→9時50分、久米島15時30分→17時20分です。通常の大人運賃は7,800円、小人(高校生以下)5,800円。片道の購入条件と利用日を予約画面で確かめてください。公式の路線・運賃・季節別ダイヤ

久米商船の料金は今回、公式サイトを正常に閲覧できず、現行表を直接確認できませんでした。過去の観光ページに残る金額を現行運賃として転載せず、予約前に事業者へ照会してください。船を使う旅行では、往復の乗場と日付を先に確定し、海況による欠航・遅延時の宿泊や帰路変更も考えます。航空便も含む島への基本アクセスは久米島町観光協会で確認できます。

島内は車かバスか|名所数より移動の成立を優先

城跡や展望地を複数組み合わせるなら、レンタカーまたは観光タクシーを先に手配します。レンタカーの返却場所、送迎、給油、チャイルドシートを予約時に確認してください。料金は利用日・車種・補償で変わるので、確認できていない一律の相場は置きません。

車なしなら、宿を起点にビーチを歩き、送迎付きハテの浜ツアーと文化施設を組み合わせる方法があります。町営バスは空港線、兼城港(比屋定)イーフ線などがあり、2026年11月4日更新の案内では10月25日〜12月24日の時刻表が掲載されています。古い「一周線」の案内だけで計画せず、町の現行時刻表と路線図を合わせて見てください。

バス旅の確認順は、宿から目的地へ行く便、目的地から宿または港へ戻る便、停留所から入口までの移動です。停留所名が名所と似ていても同じ場所とは限りません。帰りに都合のよい便がなければ、その名所だけタクシーを使うか、別の日に回します。

1泊2日のモデルコース|ハテの浜と陸の観光を分ける

時間帯行程例入れ替える条件
1日目・到着後交通手配・昼食→博物館または紬の見学月曜・水曜など休館を確認
1日目・午後比屋定バンタ+城跡を一つ強風・雨なら屋内を長めに
1日目・夕方宿へ移動、イーフまたはシンリ浜を散策宿の位置に近い方を選ぶ
2日目・午前ハテの浜ツアー催行時刻・帰港時刻が帰路に合う場合のみ
2日目・午後昼食・着替え・返車→空港または港余裕がある場合だけ畳石を追加

この表は予約便を固定した接続保証ではなく、組み方の例です。ツアーが午後便しかない、帰路が早いなどの場合は、ハテの浜を1日目へ移します。欠航時に必ず翌日へ振り替えられるわけではないため、砂州への上陸が旅の最優先なら2泊以上も比較してください。

費用は「往復交通+宿泊+島内交通+ハテの浜ツアー+施設入館+食事」で見積もります。例えば一般大人が博物館200円とユイマール館200円の通常入館を利用する部分は合計400円です。これに体験料金や移動費は含みません。船の運賃だけで旅行全体の安さを比べず、港までの移動や島で使える時間も並べてください。

久米島観光のよくある質問

ハテの浜は冬でも行けますか?

利用日のツアー募集と催行判断によります。冬だから一律に行けないわけではありませんが、予約できても海況で中止になる場合があります。上陸のみ・海遊び付きの違いと、取消・振替条件を事業者に確認してください。

雨の日は観光を続けられますか?

博物館やユイマール館が候補になります。休館日、織り場の見学時間、体験予約を確認して移動してください。警報や交通の運休を伴う荒天では、屋内施設へ移動すること自体を見合わせる判断が必要です。

那覇から日帰りで10か所回れますか?

船の往復、島内交通、施設の営業時間を考えると、この一覧をそのまま一日の行程にする使い方は向きません。日帰りはハテの浜を中心にするか、陸の名所を数か所に絞ります。帰りの飛行機に接続する最終日は、船の欠航リスクを別に考えてください。

ほかの島との選び方は沖縄観光30選、那覇側で過ごす日は那覇・本島南部の観光名所をご覧ください。情報確認日:2026年11月6日。運航、ツアー、休館・設備利用は訪問前に再確認してください。

LifeXrees編集部

住まい・害獣害虫・家電・観光・防災など、暮らしの実用情報を編集しています。