無印良品の情報流出について確認したい方は、MUJIアプリ・ネットストアの登録情報と、MUJI Cardの情報を分けて確認してください。良品計画が2026年11月4日に公表した第二報では、アプリを使ったことがない方や退会済みの方も対象に含まれる場合があります。一方、発表は外部からアクセスされた可能性のある情報を説明したもので、対象情報すべての外部流出やカードの不正利用が確定したという意味ではありません。
情報確認日:2026年11月5日。この記事は2026年10月29日の不正アクセスに関する事案を扱います。2025年の別事案とは区別しています。自分が対象かどうかは、良品計画・クレディセゾンの公式案内と個別通知で確認してください。
最初に確認するのは、利用サービスとカードの入会時期
| 利用状況 | 確認すること |
|---|---|
| MUJIアプリ・ネットストアを利用した | 会員情報の対象範囲と、自分への通知 |
| アプリは未利用/既に退会した | それだけで対象外と判断せず、過去の登録・利用状況を確認 |
| MUJI Cardに入会した | 2000年10月〜2021年7月の入会に該当するか、セゾンの案内で確認 |
| 2021年8月以降にMUJI Cardへ入会した | 今回示されたMUJI Card情報の対象期間外。ただしアプリ等の会員情報まで対象外とは限らない |
| 別のカードをネットストア等へ登録した | MUJI Cardの区分と混同せず、登録カード情報の説明を確認 |
例えば「MUJI Cardは最近作ったが、ネットストアには以前から登録していた」という方は、カードの入会時期と会員登録の両方を見ます。ひとつの条件に当てはまらないだけで、すべての情報が対象外だとは判断できません。
第二報で示された情報の範囲
良品計画の第二報では、会員情報は最大約2,726万件とされ、メールアドレス、生年月日、性別、会員IDなどが挙げられています。そのうち一部には氏名・住所・電話番号も含まれます。この件数をそのまま「2,726万人の全情報が流出した」と読み替えないでください。
MUJI Cardに関する約109万件では、カード番号全桁、カードID、生年月日が挙げられています。有効なカードと既に無効になったカードの両方が含まれ、氏名、有効期限、セキュリティコードはこのカード情報の区分に含まれていないと説明されています。アプリ・ネットストアに登録したカード情報については、約120件で番号の一部と名義人名という別の区分があります。詳細な組み合わせは公式の対象情報表を確認してください。
数値が大きいからすべての項目が自分にも当てはまる、カード番号以外だから対応は不要、という読み方は避けます。自分の区分で、何の項目が対象とされているかを確認することが、次の対応につながります。
「可能性」「流出確認」「不正利用」は別の段階
| 発表の表現 | 読み取れること |
|---|---|
| 外部からアクセスされた可能性 | 調査上、対象となり得る情報がある。各情報の持ち出しがすべて確認されたとは限らない |
| 外部流出が確認された | その範囲で情報が外部へ出た証拠が確認されたという段階 |
| 不正利用が確認された | 情報が決済などに悪用されたという別の事実 |
11月4日の発表時点で確認されていない事項を、将来も起こらない保証として使うことはできません。逆に、調査中という理由だけで「既に売買されている」「必ず不正利用される」と断定する根拠にもなりません。本記事では個別の流出有無を判定できません。
MUJI Cardは、入会日と利用明細を確認する
クレディセゾンは、セゾンPortal・Netアンサーの「お客様情報の確認・変更」から入会日を確認する方法を案内しています。カード券面の有効期限は入会日ではありません。更新で新しいカードが届いた年月だけを手掛かりに対象外と判断しないでください。
利用明細では、利用日、利用先、金額を組にして確認します。覚えのない表示があれば、その場で漏えいによる不正利用と決めつけず、手元の購入履歴・領収書と照合します。それでも分からない利用は、セゾンPortalや公式サイトからカード会社へ相談してください。通知を待っている間でも、この確認は進められます。
確認用のメモには「確認した日」「分からない利用日・利用先・金額」「公式窓口へ連絡した日」「回答待ちの事項」を残すと、何度も明細を見直す負担を減らせます。カード番号全桁やセキュリティコードを家族のグループチャット、SNS、公開質問サイトへ書く必要はありません。
クレディセゾンは、希望者への再発行も案内しています。すべての利用者へ一律に再発行を義務付けたという説明ではありません。再発行を検討する場合は、公式の申込経路で、継続払い・家族カード等への影響も確認して進めてください。良品計画への攻撃を、クレディセゾン自身のシステムからの漏えいと取り違えないことも必要です。
通知が来ない・退会している場合はどうする?
通知が届いていないことだけでは、対象外とは断定できません。良品計画は順次連絡する方針を示しています。古いメールアドレスを登録していた、転居した、迷惑メールに振り分けられたなど、本人が通知を見られない事情も考えられます。ただし、これらは通知が届かない理由を断定するものではありません。
問い合わせ前に、過去に利用したサービス名、登録した頃、退会した頃、通知の受信状況を手元に整理してください。自分の記録で分からない項目は「不明」としたままで構いません。対象かどうかの最終確認は公式窓口に依頼し、第三者の「漏えい対象者確認フォーム」へ個人情報を入力しないでください。
退会とデータの削除を同じ意味で受け取らないための一般的な考え方は、退会後の個人情報は残るのかで解説しています。本記事は今回の無印良品の対象範囲と行動に絞り、他社の保存期間を無印良品へ当てはめる説明はしません。
お詫びや返金を名乗る連絡への対応
身に覚えのあるサービス名が書かれていても、そのメール・SMS・電話が本物とは限りません。受信した文中のリンクから確認を始めず、自分で開いた公式サイトや普段のアプリのお知らせに同じ案内があるか確認します。送信者の表示名だけで判断しないでください。
「補償金を受け取るためにカードの全桁を教えて」「情報を削除するために手数料を振り込んで」などの要求が来た場合は、その場で回答せず、公式のお知らせに載った窓口へ別の経路で確認します。認証コード、ログインパスワード、遠隔操作アプリの導入を求められても、漏えいの確認に必要だと即断しないでください。
通知そのものを確かめる手順は、個人情報漏えいのメール・SMSが本物か確認する方法へ。既に入力・送金などをしてしまった場合は、通知の真偽確認だけで止めず、関係するカード会社・金融機関等の公式窓口への連絡を進めてください。
問い合わせ先と、次の発表で見る項目
会員情報・対象者通知については良品計画の第二報、MUJI Cardの入会日確認・明細・再発行についてはクレディセゾンの案内を入口にしてください。受付時間は変わるため、電話番号を転記したSNS投稿より公式ページで当日の窓口を確認する方法を勧めます。
続報では、対象件数の確定、外部流出の確認状況、通知の進捗、不正利用に関する説明の変化を見ます。記事の「第二報時点」という条件と、後日の確定事項を混ぜないようにしてください。
よくある質問
無印良品の店舗で現金購入しただけでも対象ですか?
店舗で買い物をしたという事実だけでは判定できません。会員登録やMUJI Cardなど、今回公表された情報区分に関係する利用があったかを確認してください。
アプリを削除すれば今回の情報は消えますか?
端末からのアプリ削除と、事業者側の保有情報の削除は別です。削除によって過去の不正アクセスの対象範囲が変わると考えず、公式の対象確認を進めてください。
2021年8月以降のカード入会なら何もしなくてよいですか?
MUJI Card情報の対象期間とは区別できますが、会員情報の対象外まで保証するものではありません。ネットストア等の利用があれば、そちらの通知も確認してください。
公式出典
- 良品計画:2026年11月4日第二報(本文・対象情報表は同社配信のプレスリリースでも照合)
- クレディセゾン:MUJI Cardに関するお知らせ
- 良品計画:2026年10月30日第一報




